
マツエク(まつ毛エクステンション)は、今ではネイルサロンや美容院と同じように利用する人が増えました。
皆さんの周りでも、マツエクをしている人が多くないですか?
そんなマツエクは毛質やデザインに種類があって、人それぞれ似合うデザインが異なります。
また、昔と今とではデザインの流行にも大きな差があります。
ここではマツエクのデザインについて、今と昔を比較してみます。
マツエクにはどんな種類がある?
マツエクには毛質やカールなど、さまざまな種類があります。
まずは、「毛質」からご紹介します。
マツエクの「毛質」とは?
毛質は3種類ある
マツエクに使われる毛質には、以下の3種類があります。
- シルク
- ミンク
- セーブル
シルクは一番硬くボリューム感を出すことができます。
ミンクは今一番流行っているとも言われている毛質になりナチュラル感を出せます。
3つ目のセーブルは一番柔らかく、つけ心地と持ちが良いという特徴があります。
この3種類の毛質の中から自分の理想とするデザインに合ったものを選んでいきます。
カールにもたくさん種類がある
マツエクは毛質を選んで終わりではなく、カール具合によって仕上がりの印象は大きく変わります。
カールの種類は、主に以下の4種類です。
- Jカール
- Cカール
- Dカール
- Iカール
なかでも代表的な存在がJカール、Cカール、Dカールです。
Jカールはカール具合が弱く、Dカールになるとカールは強くなります。
一番ナチュラルに仕上がり違和感なく付けられるのはJカールで、ビューラーをしたくらいのカールなのがCカールです。
Dカールになると、しっかりまつ毛が上がった状態をキープできます。
マツエクサロンに行くとデザインについて詳しい説明がありますが、どんな仕上がりにしたいかによっておすすめのカールは異なるので、ご自身の理想をきちんと伝えるようにしましょう。
マツエクのデザイン・今と昔
マツエク昔のデザインは?
マツエクといえば、一昔前まではびっしりマツエクがついていて重みとボリュームのあるデザインが人気でした。
つけまつげからマツエクへシフトしていくときだったということもあり、どうしてもボリュームのあるマツエクが人気を集めていたのです。
まつげで目元に影ができてしまっている、マツエクがバシバシとして気になって手で触ってしまうといったデメリットもあるのが、昔流行ったマツエクです。
マスカラやビューラーをしなくてもばっちり目元が決まるというデザインが、多くの人に選ばれていたのです。
マツエク今のデザインは?
一昔前のマツエクは、ボリュームのある濃いふさふさまつ毛が人気でした。
では、今はどんなものが流行っているのでしょうか?

現在はいかにも“マツエクをつけている”という印象のデザインよりは、ナチュラルな仕上がりが人気となっています。
自然体の眉毛のほうが人気も高いのと同じように、マツエクを付ける際にもナチュラル感が人気となっているのですね。
使用するエクステは細めで、カールもDカールまではいかないJカールやCカールが選ばれています。
マツエクを利用する人も20代から50代などと年齢層が幅広くなっています。
仕上がりがナチュラルな分、初めての人や年配の人にも好評となっているようです。
つけまつげをしっかり付けてマスカラもばっちりしているというよりは、すっぴんになってもきれいで長いまつ毛をキープできるといったテイストの方が人気を集めています。
このように、年によって流行るマツエクのデザインには差がありますが、最終的には自分の好きなデザインを選ぶ人が多くなっています。
マツエクはデザインだけでなく素材や商材も変化している!
マツエクに関して変化してきたのは、デザインのみではありません。
商材や素材など、マツエクに必要なものの質が昔と今とでは大きく変わっています。
そこで、商材と素材について、それぞれの変化を見てみましょう。
- 商材の変化
- 素材の変化
商材の変化
マツエクに関する商材は今では数も種類も増えました。マツエクサロンを運営する方は、商材の変化にも常に注目していることでしょう。
商材の中でもグルーの進化やツイーザーやコーム、グルートレイにリムーバーなど、マツエクのサイン必要な道具はどんどん新しく変わっています。
商材が変わることで、より仕上がりが美しくナチュラルになり、施術者も快適に施術を行えるようになっています。
これからもさまざまな商材が登場するはずなので、マツエクサロンのスタッフや経営者は常にマツエク市場に敏感になっておきたいですね。
素材の変化
素材については、以下の2種類に分けられています。
- 化学繊維系
- 動物毛
どちらを選択するかで仕上がりが変わるようになりました。日々安全性や耐久性を追求しながら、素材の改良が行われているのも事実です。
また、マツエクを装着する際に使用するグルーについても昔と今では大きく異なります。

一昔前までは粗悪品と呼ばれるグルーが出回っており、目元のトラブルやすぐにマツエクが取れてしまうという問題が生じていました。
しかし、最近のグルーは硬化速度も速く、安全性の高い製品が増えました。その分施術者の技術力も求められるようになったので、マツエクを施術する人にとっては日々勉強ということになるでしょう。
今後はより自然に近くお肌にも安心な素材が登場することと思います。
より多くの人がマツエクに挑戦するようになることも考えられるので、これからもマツエクの世界は進化していくでしょう。
マツエク・デザインの変化には敏感に!
マツエクのデザインは昔と今とで流行に若干の違いはあります。
その年の流行やメイクの内容によってマツエクも変わっていっています。
流行と共に新しいデザインが登場し、それに挑戦する人も増えている中、昔のデザインの方がよかったという人もいます。
そのため、マツエクのデザインに関しては好みによって分かれています。
そんな中で商材や素材は進化をし続けており、昔よりも快適に安全にマツエクがつけられるようになっています。
多くの人が安心して満足できるマツエクにしていくためにも、商材や素材の変化に敏感になり、施術者自身の技術力も高めていきたいところですね。